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サンザシの樹の下で。 [批評--映画]


サンザシの樹の下で Blu-ray

サンザシの樹の下で Blu-ray

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray



あらすじがベタベタなので、とても油断してたが、この映画は飛び道具だった。
食事しながらやタブレットいじりながら、週末の気怠い中、だらだらとこの映画を見ていた。
すると、だんだん主人公の若い2人に惹きこまれて行く僕がいた。

僕は特に男の子(スン)が気に入った。すごい爽やかで、優しい。しかも長身でハンサム。
そんな彼が、主人公の女の子に硬軟織り交ぜて、猛アタックする。途中フィアンセの噂や、親友の
妊娠などで、未通い彼女は、彼を疑うが彼はとても紳士で真摯だ。

彼はある時、もう彼女に(本当に)会えなくなる事を悟り、精一杯生きた。最期の彼の痛ましい姿と
天井に貼り付けられた、彼女との唯一の2人でとった写真。僕はそれを見た瞬間、涙が止まらなくなった。

最期死んでいく、意識朦朧の彼の前に、約束した赤い服を着た彼女が現れた。
彼は意識がほとんど泣く、もうすぐに死ぬだろう。身体にはどす黒い斑点がびっしりと
現れ、ハンサムで快活だった彼の命が消え去ろうとしてるのは明らかだ。

そこに駆けつけた彼女に、死の淵の彼を取り囲む、遺族たちが曰く「これが最期だから、名前を呼んで
あげて、彼は、ずっとあなたの名前を呼んでいたのよ」と。

でも彼女は、彼の名前が呼べない。呼んだこともないし、恥ずかしいのだろう。ひたすら自分の名前と、
約束した服の事を彼に、何度も何度も伝える、泣きながら。。。

重篤な彼は動かない。しかし涙が顔を伝う。これで映画が終わる。





スラムドッグ・ミリオネア [批評--映画]

一問一問のエピソードが泣ける。
主人公と、かれの恋人との切なすぎる恋。
主人公と兄との固い絆と、兄の変化と変化しない弟への愛。

最後の問題が出た時、僕は泣いた。
主人公は、「テレフォン」を使い、ただ唯一知っている、兄の番号を
コールした。出たのは恋人。

恋人は一言「今、安全な場所にいる」といった。なんて、なんてロマンチック
なんだ。

愛とか、恋とかが一番白ける場所、意味を持たない場所で、頑固でぶれない主人公。
周りの無慈悲で残酷な背景。それらが混沌一体となり、玉石混交で聖も俗も通り越して、
人間の、心が通じる瞬間がある。

そして兄は、ずっと命がけで、弟の安全を守り切った。自分を犠牲にしても。

こうやって書けば陳腐でありふれた内容だが、万国同じフォーマットを持つクイズ番組、
インドのボンベイという舞台。宗教対立、貧困、ギャングの地下職業。など、
いま途上国で起こっている、また、昔の日本でも当たり前のようにあった。また
貧しくなっていく日本でもこれから顕在化するであろう、この手の問題を洗練された
スタイリッシュな映像・音楽でグルーヴ感を持たせた。

傑作です。
星 文句なく *****

おれたちステップブラザーズ [批評--映画]

1.昔僕の友人が言った。
 「笑いにはいろいろな種類がある。でも普遍的で、最も程度の高い笑いとは、それは『馬鹿』
 だということだ」と。僕もそれは正しいと思う。

2.あとは、その「馬鹿」という素材を如何に、テクニカルに見せるかということだ。
 これはかなりの知識とセンスと経験がいるだろう。

3.この映画はそれを満たしていると思う。素晴らしい、ジョンライリーとウィルフィレル
 2人ともそれをやってのけた。

4.俺をドラゴンと呼べとジョンライリーは言った。40歳の大人がこれを真剣にいうことがまずすごく
  馬鹿だと思う。

5.稲中もこの系譜だと思う。

ダークナイト [批評--映画]

シリーズ中傑作らしいとのことで観た。

1.ヒース・レジャーやアーロン・エッカートが悪役。すごい

2.ヒースは死んでしまって、これが遺作らしい。それも見所。

3.ゴッサム・シティの退廃ぶりはうまく描写されてる。

4.ストーリーにはリアリティは無い。必要ないかも知れない。
  しかし、あまり話しが入ってこなかった。途中から退屈であった。

星は*** 3つだ。観ても観なくても損は無い。
 毒にも薬にもならないし、知人と話題にすることもない。
 僕は日本人だから、アメコミに郷愁を感じない。
 テレビで観ていたが。それはアクアマンや、忍者タートルズ
 と何ら変わらない。


シンドラーのリスト [批評--映画]

1.とにかく、非道い惨状を、ものの見事に描いている。

2.ドイツ人側、ユダヤ人側、どちら側にいても僕も映画のように
 振る舞うだろう。そう、非道いことからは逃げて、自分で精一杯。

3.あっけなく殺される。殺される理由が無い。ただの気まぐれ。
 だから、ユダヤ人側もあきらめ切っている。そこの描写が秀逸だ。
 人間はあきらめたらああいう態度になる。泣いたり、怒ったりしない。
 まず感情が死んでしまう。

4.話の筋は、シンプルだ。赤いコートの少女の下りは、鮮烈であり、
 なにかを示唆させるには十分な演出だ。

星 ***** 当たり前だ。

駆け引きは恋のはじまり [批評--映画]

映画を観に行った。ジョージクルーニーと、セルヴィガーのラブ米。

あらすじは、ググッてくださいね。
僕の感想は、映像が1920年代を再現。凝ってた。
話自体は、しょうもない部類だと思う。
クルーニーはカッコいい。レニーも個人的には好きだ。

それだけだ。長いと感じた。
星 **

デ・ニーロ祭り [批評--映画]

バイト先のCSか何かで「カジノ」を観て以来、デニーロの魅力に開眼。

今、「ワンスアポンアタイムインアメリカ」と「グッド・フェローズ」を借りてきた。
もれなくジョー・ペシも付いてくる。

デニーロ扮するヌードルスとデボラとの再会のシーンがロマンチックすぎて
泣いてしまった。

デニーロの押さえた、でもぐっとくる演技にしびれました。

幸せのレシピ [批評--映画]

とても良いラブ・ストーリーでした。

僕が気に入ったのは、アーロン・エッカート演じる、副料理長。

主人公の料理の腕に惚れ、同じ職場を希望し、つらく当たられながらも、
真摯に心を開かせ、その姪を気にかけて二人ととても良い関係を築いていく。

僕もこういう良い人間になりたい。彼には嫌なところが一つもない。
陽気で、仕事も一生懸命。人生を楽しもうと「努力」している。

僕も少し、頑なになりすぎていた。
昨日友人に優しさをもらった。この1週間、タフなタスクに耐えられそう。
お酒もやめます。

長江哀歌 [批評--映画]

三峡プロジェクトのある地区(四川省なのだろうか)を舞台に、
素人くさい役者が、男女の悲喜こもごもを交えた、現代の中国
を映す、という感じですか。

2組の男女が主人公。

男ーー山西省から、16年前逃げた妻と子を探しにきた。
女ーー2年間、帰ってこず、電話のみの旦那に会いにきた。

ものすごく、苦労して探したのに、会話とかすんごいそっけない。
そこらへんの不器用さが、今の僕にはいらいらした。
もっと、バーバル・コミュニケーションしろよ!と言いたい。

小津安二郎を彷彿させるらしいが、僕は小津映画知らないので、
なんともしがたい。

星 **

パンチドランク・ラブ [批評--映画]

アダムサンドラー(ユダヤ人、ポスト ウディ・アレンか?)主演の、コメディ。

監督は「ブギーナイツ」「マグノリア」の。ポール・トマス・アンダーソン。

話は1.5時間ぐらいでコンパクト。

はっきりいって、主役に全然感情移入はできない。いつも同じ青スーツで、
やることが地味なのだが、過剰気味(メーカーの間違いをついた、マイル貯め、
意味の無い嘘、姉にからかわれるのが嫌な切れキャラ)

そんなサンドラが一生一度の恋を成就するべく、つっぱしる。

そこにテレホン・セックス詐欺の組織との戦いがからみ、様相が、
ロマンチック、バイオレンス・アクション、ラブに!? 
実際観て頂かないと、なんとも説明し難いのだが、一言で言うと、
オリジナリティあふれる、素晴らしいエンタテイメントだよ。

星 ****+
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